J2Eは2月4日、株式会社江口様とWeb懇談会を開きました。
江口様からは社長の江口和廣さん、取締役営業統括の猪坂幸二さん、ビルメンテナンス事業本部営業開発部長、野嶋和幸さん、同海外人材開発部 ベトナム人のキャット・ティ・サンさんらが参加され、同社が開発された、自立走行して床掃除を行う業務用掃除ロボット「STRIVER(ストライバー)」の説明を伺いました。
STRIVERは、業務用乾式掃除機を利用し、従来の掃除機ロボットでは壁際に近づくことが難しく掃除が十分に行えなかった課題を克服して、吸い込み能力を保ったまま、壁際1センチまで接近して掃除することを可能にしたロボットです。STRIVERⅡは、水濡れ可能のため、濡れた床面の掃除も可能になっています。
同社は1947年に東京・浜松町で木工家具の製造販売会社として創業。現在は、ビルメンテナンス事業を主力にされており、人手不足を解消するために取り組んだのが、技能実習生のベトナム人の採用とSTRIVERの開発でした。
ベトナム人の採用では、既に5年間で50人以上を受け入れており、インドネシア人にも採用を広げられています。
将来的には、警備会社の警備ロボットと掃除ロボットのコラボも視野にいれているそうです。
江口社長は、STRIVERの他社にはない強みとして、壁際に接近できることと500円玉まで吸い込むことが可能な吸い込み能力の高さをあげられました。「ロボット掃除機はこれからの分野ですが、わが社はメーカー目線ではなく、使う側の要望を反映して開発しています。また、ベトナム、インドネシアをつなぐ人材確保のネットワークがいずれ、ビジネスチャンスにつながっていければよいと考えています」と述べられました。 J2Eは、こうした他社にはない優れた技術と強みをアピールしていくお手伝いしていきたいと考えています。