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警視庁は3月15日、排出ガスを出さず、環境に優しい「ゼロエミッション車(ZEV)」をパトカーにも初めて導入し、東京都江東区内の施設でお披露目した。林博文装備課長は今月末までに300台を配備する意向を示し、「ゼロエミッション社会への機運醸成に貢献できれば」と話した。
都は令和3年に中長期の「『未来の東京』戦略」を発表。都内を走る自動車のZEV化推進を掲げ、公用車にも積極的に導入するとしている。
警視庁は都の方針を受け、警察車両を徐々にZEVに移行。15日には新たに日産リーフ、トヨタプリウス、トヨタMIRAIの3車種計30台のZEVパトカーを配備した。うち15台は「犯罪抑止対策活動車」として、警察署でパトロールや捜査などに使われる。
電気自動車は警察署に設けられた充電設備で充電し、水素を使う車両は民間の水素ステーションを利用するという。
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