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デンソーは23日、サントリー食品インターナショナルと共同で、愛知県刈谷市のデンソー本社内で回収した使用済みペットボトルを再生し、半永久的に繰り返し使う「水平リサイクル」を始めたと発表した。資源の有効利用で、持続可能な社会の実現に貢献する。回収、分別の取り組みを報道陣に公開した。
ペットボトルを集める「回収ステーション」を3カ所に設置。社員が自らふたを外し、ペットボトルをつぶす。特例子会社「デンソーブラッサム」の社員がより細かい分別と洗浄を行う。豊田通商子会社がリサイクル原料に戻し、出来上がった新たなペットボトルをサントリーの飲料に使う。
回収ステーションは、ものづくりのライン作業をモデルに独自で製作。出退勤時に通る三つの門に設置し、足を運ぶ手間をなくしたほか、社員の意識啓発にもつなげる。
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