J2Eは10月20日、都心で温泉リゾートを楽しめる「SPAWORLD HOTEL&RESORT」(大阪市浪速区)を運営する阪神住建(大阪市福島区)の皆様とWeb懇談会を催しました。
同社からは、岩崎圭祐・代表取締役社長、中島丈晴・開発部部長、長本佑樹不動産賃貸事業部長、馬場正人・SPAWORLDマネージャー、小池美由紀・ 同の5人が参加。
まず、小池マネージャーが「25周年の集大成を記念して、温泉とホテルの施設の大規模リニューアルを行いました。新しい利用者層を取り込むために、リッチな雰囲気や『写真映え』する施設づくりを行いました」と述べ大規模改修の概要や名称を「スパワールド世界の大温泉」から現在の名前に変更したことを紹介しました。
岩崎社長は、同施設が大阪市交通局の車庫跡地開発で進出したが、一緒に開業した都市型遊園地「フェスティバルゲート」が経営不振に陥り、倒産。取り残される形になったが、温泉というユニークさと、駅の直近で大阪のシンボルともいえる通天閣のエリアといった地の利から、大阪の観光施設としての地位を確立したという経緯を説明しました。
同施設がある新世界エリアは、かつては日雇い労働者の盛り場でしたが、今や訪日外国人が集まるという一大観光地へと変貌したといいます。
岩崎社長は「バックパッカーが安い宿を求めてこのエリアに来るようになったことや、大阪らしい写真が撮影できることなどがきっかけとなり、訪日外国人が利用するようになり、バックパッカーの方々の人気度ランキングで、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)をおさえて1位になったこともあります」と話す。
さらに、「湯舟に毎日、湯をためて風呂に入るといった習慣は、世界のどこにもない日本ならではの文化ではないでしょうか」と指摘しました。
同施設は、浪速区と「包括連携協定」も締結しており、防災や地域の活性化などの推進にも努めています。
J2Eは、SPAWORLDの取り組みや、日本文化の一つである温泉、風呂を海外に情報発信、広報することに貢献していきます。