Japan 2 Earth

農地に、湖面に、校門に… こんな所にソーラーパネル

A farm in Chiba City’s Midori Ward, managed by Chiba Ecological Energy, a start-up affiliated with Chiba University. (©Sankei by Ryosuke Kawaguchi)

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世界的に温室効果ガス削減が叫ばれるなか、再生可能エネルギーとして急速に発展、普及してきた太陽光発電。国内でも広大な面積にソーラーパネルが並ぶ景色は珍しくなくなった。しかし一方で、国土が狭い日本では、ゴルフ場や山地を造成し続けるやり方には限界も見えてきた。農地や路上、線路脇にも-。各地で、新たな設置場所を探る取り組みが広がっている。(写真報道局 川口良介)

太陽光発電と農業を両立させる「営農型太陽光発電」が、農場で必要なエネルギーを持続可能なものにするための取り組みとして注目を集めている。千葉大発のベンチャー企業「千葉エコ・エネルギー」が手掛ける千葉市緑区の農場では、作物にどれだけの光が必要か考慮し、ソーラーパネルが畑の上に設置されている=2023年10月11日(川口良介撮影)
千葉県印西市、北総鉄道の線路沿いには、実現しなかった成田空港と東京駅を結ぶ「成田新幹線」の計画跡地を利用して約10キロメートルにわたりソーラーパネルが敷設されている。走るスカイライナーの脇に並ぶ姿は、3本の列車が並走しているようにも見えた (川口良介撮影)
ランドセルを背負った児童がソーラーパネルを踏んで校門を通っていく。東京都港区立青山小学校で行われている「舗装型太陽光パネル」の実証実験だ。昨年1月の設置当初は、児童らは不思議そうに「なんだろう」と、踏んだり触ったりしていたという。区の担当者は「10年後を担う子供たちが環境問題を意識するきっかけになれば」と話した (川口良介撮影)
千葉県市原市の山倉ダムに整備された水上設置型の太陽光発電所「千葉・山倉水上メガソーラー発電所」。のんびりと水鳥が漂う水面に、ソーラーパネルが浮かぶ不思議な光景が広がっている (川口良介撮影)

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