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季節外れの暖かさとなった北海道と東北では14~15日、冬の風物詩の樹氷が解け、かまくらには雨よけのシートがかけられた。雪合戦大会では代わりに新聞紙を丸めた玉を使用。仙台管区気象台は、2月下旬から北海道・東北地方は寒気の影響を受けやすいが3月上旬の気温は平年並みか高くなると予測。寒暖差による体調の変化や雪崩の発生に注意を呼びかける。
蔵王温泉観光協会(山形市)の担当者によると、宮城、山形両県にまたがる蔵王連峰では、樹氷の多くが解けて残っていない。例年2月中旬に見頃となるが「20年に1度あるかないかという雪の少なさだ」と嘆いた。
(右)2015年1月21日の「スノーモンスター」(大西史朗撮影)
秋田県横手市は14日に最高気温が13度を超え、15日には雨に見舞われた。伝統行事の「かまくら」は雨風にさらされ表面に凹凸ができ、ブルーシートをかけ修復に奔走した。
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