J2Eは、システムや産業用機器製造の「株式会社エヌエスティー」(静岡県浜松市)社長、服部貴應氏とウエブ懇談を行いました。
NSTは、1985年に創業。顧客の希望を聞き、システムや各種制御ユニットの開発・製品化、自動車分野ではハイブリッド車や電気自動車関連のモーター、バッテリーの検査装置などを多く手掛けている会社です。
服部氏は「社名のNSTは、日本システムテクノロジーの頭文字をとってつけました。お客様が困っていること、社会課題を解決するために、あらゆる分野の自動化や省人化に必要なシステム、検査、計測を行っています」と説明。「少子高齢化で自動、省人化が進められていますが検査がなければ不良品の山を生むことになります。我々は安全、安心を担っているといえます」と述べました。
同社は電子回路からシステムまでワンストップで製品化する技術があり、ニッチな分野のオンリーワンを目指しているそうです。「1社でやれるからこそ、そこから知恵がでてきます」と話しました。
あらゆる分野の「困っている」を解決する一つとして、ガーベラ生産業者がこれまで全くの手仕事でやっていたガーベラの花のキャップ掛けの自動化を実現。人の作業負担を大幅に減らしたそうです。
J2Eへの要望としては「異分野の方々をつないでもらい、そこからイノベーションを生み出したい」と語ります。
J2Eもサポーター企業をつなぎ人脈を広げ、「オンリーワン」の実現に尽力していきます。