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環境省は24日、特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウのひな計7羽を長野県の中央アルプスで23日に放鳥したと発表した。いずれも栃木県那須町の那須どうぶつ王国や長野県大町市の大町山岳博物館で生まれ飼育されていた。
7羽は17日に中央アルプスの駒ケ岳山頂付近に移送。現地の環境に適応させるためケージ内で保護されていた。ケージから出た後、付近の高山植物を食べていたという。
環境省の担当者は「人の手で飼育した個体の野生復帰は初めて。ひなが次の世代に命をつなげられれば」と話した。
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