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J2Eは11月28日、梱包材のプチプチで知られる川上産業(東京)の執行役員、佐藤浩司氏と事業管理部管理課長の小森智氏とウエブ懇談を行いました。
小森氏が「我が社は1968年に創業され、緩衝材の国内シェアは約60%で日本一です。緩衝材だけではなく、災害の避難所生活で床に敷いて冷気を防いだり、身体に巻いて暖かく過ごすなどの活用が注目されています」と事業について説明。能登半島沖地震で避難所に寄付し、支援を行ったことを明らかにしました。
プチプチを固くしたプラスチックボード「プラパール」という製品もあり、簡易ベッドや避難所のパーティションに使うことができ、自治体や企業の備蓄用としても売れています。製品の種類は全体で約千にものぼり、リサイクル率は90%と高く、海外の展示会ではリサイクル率の高さが評価されたそうです。
課題としては「国内シェアは日本一だが海外では約3%とまだ小さい」と指摘。現在、海外事業に力を入れており、川上産業の知名度をあげ、リサイクル率が高い強みを世界に広める手伝いをしてほしい、とJ2Eに要望されました。
マイクロプラスチックや分解されないことによる環境影響から悪者にされがちなプラスチックですが、プラスチックのリサイクル率をあげることは、プラスチック問題の解決方法の一つになります。J2Eは大きな視点で環境問題についての問題提起と情報発信を行っていきます。
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