水辺の捕食者「ワニ」の正体に迫る科博の企画展 豊富な資料が問う、野生動物との関わり方
ワニは、太古の昔からほぼ姿を変えずに世界各地の水辺で暮らしてきた。その多様な姿や知られざる生態を、剝製や標本などで紹介する企画展「ワニ」が国立科学博物館で始まった。

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現生最大の爬虫類(はちゅうるい)とされるワニは、太古の昔からほぼ姿を変えずに世界各地の水辺で暮らしてきた。その多様な姿や知られざる生態を、剝製や標本などで紹介する企画展「ワニ」が11月26日、東京都台東区の国立科学博物館で始まった(令和8年3月1日まで)。時には人を襲うワニを知ることは、さまざまな野生動物との関係を考える一助にもなる。
18種の標本と実物大の油絵
ワニは爬虫類の中でも、一見すると姿かたちが似ているトカゲやヘビなどの「有鱗類」ではなく、恐竜や鳥類と同じ「主竜類」に含まれる。
筆者:市野澤光(産経新聞)
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2025年11月29日産経ニュース【びっくりサイエンス】より
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