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美しい青空や星空を守り、大気の環境保全について考える「星空の街・あおぞらの街」全国大会が来年(2024年)9月、山形県朝日町で開催されることが決まった。10月8日に福井県大野市で開かれた第35回全国大会で発表された。
同会は星空を観察するなどの身近な方法で、大気環境を大切にする意識を高めるとともに、郷土の環境を生かした地域おこしの推進を図ることを目的にして、1989年から毎年全国各地で開催されている。第7回から高円宮殿下(現在は高円宮妃殿下)がご臨席している。
山形県朝日町は、世界で唯一の「空気」をご神体とする「空気神社」がある。6月5日を「空気の日」とする条例を制定し、地球にやさしい町として、「ゼロカーボンシティ」を宣言した。空気に感謝する心を育む取り組みなどが評価され、来年の第36回全国大会の開催地に決まった。
今月(10月)29日に、気候変動を学び、空気の大切さを考える「環境フェア」を開催するのを皮切りに、パナソニック株式会社空質空調社の協力を得て、小学校で空気の大切さを学ぶ「キッズエアラボ」や星空観察会などを催すなどして、全国大会への機運を盛り上げることにしている。
鈴木浩幸町長は「大変栄誉に思っている。町では、きれいな空気を活かした町づくりを行っており、環境モニュメントの『空気神社』が1990年に建立され、人気の観光スポットにもなっている。町全体で空気に感謝する心を育んでいきたい」と話した。
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(朝日町は、Japan 2 Earthのロゴ・パートナーです。)
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