「フォーミュラE」東京開催へ 実現なら国内初
東京都が世界最高峰の電気自動車レース「フォーミュラE」の開催へ
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電気自動車による国際レース「フォーミュラE」の開催に向け、東京都は10月4日、主催するフォーミュラEオペレーションズと協定を結んだ。2024(令和6)年春の開催を目指し、都が安全面などで全面的に協力するという内容。実現すれば国内初の開催となる。
都によると、開催場所は東京ビッグサイト(江東区)周辺を検討している。公道を使うため、地元警察や住民らとの調整を進める。来年夏ごろに主催者がスケジュールを発表し、開催が正式決定する。
同レースは、エンジン音や排出ガスがない電気自動車のレースで2014年に始まり、世界の主要都市で開催されてきた。協定締結式で小池百合子知事は「世界最高峰の電気自動車レースを通じ、ZEV(ゼロエミッションビークル=CO2などの排出ガスのない自動車)の普及に弾みをつけたい。充電設備などインフラ整備も進めていく」と意気込んだ。
フォーミュラEオペレーションズのジェイミー・ライグルCEOは「非常にエキサイティングなモータースポーツだ。開催の意義はサステナビリティ(持続可能性)の促進であり、東京の目標とも合致する」と話した。
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