アミノアップとWeb懇談会

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J2Eは5月31日、農業資材や機能性食品を開発しているアミノアップ(札幌市)の取締役営業部長、三浦優美子さんと営業課長、関野琴さんとウエブ懇談を行いました。

三浦さんは、「人や植物、動物の健康に役立つ成分で特許を取り、札幌市で私たちしか作ることができないものをつくり、世界に届けています。売上の半分以上が海外です」と説明。世界100以上の研究機関とつながっていることが強みとなり、世界中の研究者とのネットワーク構築に役だっていると指摘しました。

売上は、サプリメント事業が99%を占め、残りがアグリ事業とのことですが、実はアグリ事業で創業。農薬や化学肥料に頼らず、植物の生理活性を刺激する「バイオスティミュラント」の開発に力を入れているとのことで、昨年はキノコの生育を促す新製品をリリースしました。新たな製品づくりにも着手し、砂漠の緑化事業などにも取り組んでいるとのことです。

また、日本的なものづくりの丁寧さと、おもてなしの精神に貫かれているのが同社の特徴だそうです。

関野さんは社内のESG(環境、社会、ガバナンス)活動を担当。各部署からボランティアで志願した社員でチームを作り、敷地に野鳥の巣箱を設置したり、環境分野の外部評価機関の認証を受けたりして、社内改革にも取り組んでいると説明しました。

同社はベンチャー企業としてスタートして現在は社員100人規模に成長、これまでは縁の下の力持ちとして、社会貢献事業を行ってきましたが、これからは広報に力を入れ、世界に情報発信することを計画しており、J2Eに期待してくださっているそうです。

J2EとJAPAN Forwardは、オンリーワンのメディアを目指しており、同じオンリーワンの製品づくりに取り組んでいるアミノアップのメディア戦略に貢献していきたいと思います。