電池交換式EVパッカー車導入 さいたま市が4月から実証試験

さいたま市はJFEエンジニアリングと組み、排ガスを出さない電池交換式EVパッカー車の導入に向けた実証試験を4月から始める。

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さいたま市はJFEエンジニアリング(東京)と組み、排ガスを出さない電池交換式EV(電気自動車)パッカー車の導入に向けた実証試験を4月から始める。脱炭素社会の実現を見据え、EVパッカー車の性能を確認するとともに、導入による環境負荷軽減効果などを検証するという。

市は、EVの普及施策として「E-KIZUNA Project(イー・キズナ・プロジェクト)」を推進。5年5月に同社と協定を締結し、エネルギー循環型ごみ収集システムの構築などについて検討を進めてきた。

実証実験では、廃棄物処理施設のクリーンセンター大崎(さいたま市緑区)で焼却とともに発電される電力を有効活用し、新たに設ける電池交換ステーションで交換式電池の充電を行う。

EVパッカー車は2台稼働させ、ごみを捨てるためにセンターに戻ってくるタイミングで電池交換を行う流れを想定する。1回の充電で航続距離がどの程度になるか性能を確認していく。

市は7日に同センターでパッカー車の出発式を行う予定。

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